慢性的な悩みや不安を解決・解消する方法!現代人の暮らしに原因があった!

how to

様々な不調や悩みを抱えていると思います

そんな不調や悩みを解決する方法は、
実は、自然に触れ合うこと、運動をすることで解消されることが、様々な研究からわかっています

なぜ自然に触れ合い、運動をすることで様々な不調や悩みが解決されるのか

詳しく解説していきます

もしお時間あれば、お付き合いください!



1.私達の脳と体は、原始時代から変わっていない

まずあなたにタイムマシーンに乗り込んでもらいます

行き先を紀元前一万年前に合わせマシンを使用させましょう

マシンが音を立てて揺れ始めたと思うといきなり猛スピードで12000年もの時空を超え新たが乗ったタイムマシンは一瞬にして原始時代に到達しました

恐る恐るあなたがカプセルから出て辺りを見渡すと獣の皮を身にまとった人間達が立ち尽くしてこちらを見て仰天しております

そんな人間たちを目の当たりにしてあなたは最初に何感じるでしょうかおそらく多くの人が彼だと自分達は全く別物だなぁと考えるのではないでしょうか

彼らは未開人原始人であり私たちの生活とは程遠く彼らは獲物を追いかけて暮らしている

それに比べて自分達は
高度な思考力を使って暮らしている彼らと私達では見た目もやっていることも思考レベルも全然違う原始人を見たらこのような印象を持つ人が多いでしょう

人によっては原始人を見て
なんだよあいつらはと高度な思考力も持たないし野生の生き物だなと馬鹿にするかもしれません

このように私たち現代人と原始人は別物であると考えている

しかし、私たち現代人は
実はほとんど原始人であるということなんです

生物学的には私たちの脳と身体は今もサバンナにあるんです

私たちは本来狩猟採集民なんです

もちろん話す言葉や見た目や経験してきたことは違います

ですが体の機能は頭からつま先まで何一つ変わりません

認知機能や感情もそっくり同じものが備わっています

私たち人類は12000年前からほとんど変わっていないということが判明しているんです

まず、私たち人類はほぼ原始人と変わらないよとそして体と脳は今もサバンナに生きているんだということを理解することがすべてのカギとなります

2.現代人と原始人の生活の違い

今の私たちの生活を見てみましょう

私たちの生活習慣はここ100年だけを見ても大きく変化しています

ましてや12000年前と比べれば信じられないほどの変わりようで原始人が現代に来たら世界はまるごと変わってしまったと感じるでしょう

現代に生きる私たちはあらゆる便利なものに囲まれて快適な暮らしをしており

原始時代の人々が想像すらできないようなスマホやパソコンといったテクノロジーを駆使した道具を使っています

そして社会環境だってまるで違う

おそらく私たちは彼らが一生かけてってやるはずのことを、たった一週間でってやっているはずです

一方で原始人の暮らしは濃密な人間関係の上に、成り立っていました

彼らは共同体を作って暮らしておりました

その共同体の中に見知らぬ人などは一人も存在せず、少数の濃密な人間関係の下で彼らは暮らしていたんです

関係の薄い大量の人間と会う現代とは真逆の生活と言えるでしょう

私たちは彼らが一生かけて取得する情報をベッドに寝転がりながらスマホでたった1日程度で習得しているはずです

さらに働き方だってかつての狩猟採集の生活から今ではエアコンで温度が管理された部屋でのデスクワークが中心になっています

私たちを取り巻く環境は
高層ビルが立ち並ぶ環境へと変化し
その結果、自然が大きく失われてしまったというのも原始人のいた時代とは大きく異なる点になります

3.脳と体は変わらず、世界の変化に私達の体と心がついて行ってないので、様々な不調が生まれる

私たちは自然に触れることによってメンタルが整うとか自律神経が整うとか健康になれるなどの様々な恩恵があることを知っています

それは私たちの本能に埋め込まれている自然を求める気持ちが満たされるからです

長い間私たちはいつも自然とともにあったため自然を求めるという本能が私たちに埋め込まれているんです

原始時代から変わっていない私たちの脳と体にとって今私たちが暮らしている世界というのは非常に異質なものに感じているはずです

つまり私たちを取り巻く環境と人間の進化の結果があっていないということ

その結果私たちの脳と心に様々な問題を発生させ、それらは現代病なんて言われているのです

私たちは長い歴史の時間軸を意識するのが難しく、なかなか自分が生きている時代しか意識することはできません

しかし、地球上に私たち人類が現れてから99.9%の時間も人類は狩猟と採集をして暮らしてきました

その結果、私たちの脳や体は今でも当時の生活様式に最適化されています

それにも関わらず、環境が激変してしまった現代では脳や身体が適用することができず、様々な不調を引き起こしているというわけなんです

4.様々な不調を解決するためには、自然にふれること

今更この便利な生活様式を手放すことはできないでしょう

今からスマホやパソコンを使わない時代に戻れと言われたってそれは無理な話です

ではどうすればいいのか?

一つはやはり自然に触れる頻度をもっとを増やすことです

現代は、特に都会に住んでいる人はあまりにも自然が少ないので、もっと自然に触れて自然を愛する本能を満たしてあげることか必要です

それにより、私たちはより健康になれます

5.様々な不調を解决する最も有効な手段は運動

不調を解決するもう一つの方法は2割運動です

なぜなら、私たちの生活習慣と原始時代の人々の生活習慣には一つ根本的な違いがあるからです

原始時代の人々はあなたよりもはるかに良く動いていました

よく動くことは、最近だけではなく、何百万年もの間行われてきました

その理由は極めてシンプルで、人類の歴史においては、ほとんどの間体を動かさなければ、食料を手に入れることも生き延びること帰って来なかったからです

だから私たちの体は当然動くのに適した作りになっています

動くのが当たり前という構造になっています

逆に言うと動かなければ、不調を起こしてしまいます

現在のような寝っ転がってスマホでデリバリーを頼めば、玄関まで食事が届くなんていう環境とは全く違ってました

また、デスクワークでずっと座っているという生活だってなかったことです

最近座りすぎるということが極めて健康に悪くて、座る時間が長ければ長いほど病気のリスクが高まるとか死亡率が上がってしまうという研究が発表されているいますが、当たり前と言えます

最近は脳を鍛える脳トレなどのエクササイズが流行っています

いつまでも脳の老化を防ぐために脳トレをしましょうとあらゆるところで言われています

クロスワードパズルやGoogleなどで行われている最先端の脳トレを行わなければいけないと思われる人もいるかもしれません

しかし、これらは脳にとっての最高のエクササイズではないです

脳にとっての最高のエクササイズとはズバリ体を動かすことであります

運動をすればあなたの脳はアップグレードされ集中力が増す気持ちが晴れやかになり、

不安やストレスが減る記憶力が向上する創造性が増す知能が高まる

といった多くのメリットが得られます

精神科医たちは、メンタル不調に対するべストな処方は運動で間違いないといいます

これが数十年にわたる神経科学の研究が導き出した答えです

脳を健康に保ちたければ、そして最高の状態に保ちたければ、運動しましょう!

仕事でもっと成果を出したい!

もっと給料を上げたい!

自分の目標を達成したい!

そんなふうに思っているのならば、あなたの脳を当然今よりも効率的に働かせる必要があります

そのための最適な方法は頑張って、脳トレに取り組んだり、頑張って勉強する事ではなくて、運動することなんです

このように言うと運動すれば頭が良くなるとか運動は脳に良いなんて既に知っていますと思われる人いるでしょう

しかし、その人に、その事実を知っているのならば、あなたは当然定期的に運動しているんですね?と言うと定期的に運動していると答える人は少ないです

6.運動することで人生が有意義になるのに、運動しない人が多い

既に体を動かすことは頭を良くして様々な病気を防いで人生をより有意義なものに変えてくれるという事実を知っているひとは多くいます

しかし、そう頭で思っていてもなかなか実行に移せないのは一体何故なのでしょうか?

それはなぜ運動が脳に変化をもたらすのかどんな研究が行われてどのような結果からそれが導き出されたのかということを知らないからにあります

このことを理解することが継続的な運動につながります

7.あらゆる病気を予防する方法とは

結論から言うと現在最強のクスリ あらゆる病気を予防する薬とはやはり体を動かすことになります

現代はメンタルの状態を崩してしまう人が非常に多く
特にメンタルケアの重要性が叫ばれている時代であります

どんなに元気で明るい人であっても時には気持ちがズドンと落ち込んでしまうことがあります

これが一時的にならば問題ありません気分の浮き沈みがあるのは人間として自然なことだからです

しかし何週間もふさぎ込み将来のことを思っては悲観的になり普通なら楽しめることも楽しめなくなってきたら、うつ病の可能性が高いです

うつ病には様々なタイプがありますがすべての人に共通しているのは計り知れないほどの苦悩を抱えているということであります

うつ病と言うと抗うつ剤を飲むなどのお薬による治療を思い浮かべる人も多いと思いますが実は薬を飲むよりももっと良い方法があります

それは運動をすることです

運動は副作用が一切ない最強の薬であります

少しだけ気分が落ち込んでいる人であっても深い苦悩を抱えている人であっても大抵は運動をすれば晴れやかな気分になれます

症状の程度にかかわらず運動をすれば誰でも気持ちが晴れ、悲観的な考えが浮かばなくなり自尊心も高まるという素晴らしいメリットにあずかることができます

実験によっても定期的な運動は抗うつ剤より強力であるということが確かめられております

うつ病に最も効果のある運動はランニングです

また一方で、ウォーキングにうつ病を防ぐ効果があるということも明らかになっているそうです

毎日20分から30分ほど歩くことによってうつ病を予防できて気持ちが晴れやかになるということがわかっています

だからまずはウォーキングから始めてみませんか??

8.運動をすると健康になる理由とは

ではなぜここで運動がメンタルの健康にとって効果的なのか、その理由をお伝えしたいと思います

皆さんはセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンという言葉を聞いたことあるでしょう

セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは専門用語で神経伝達物質と呼ばれる脳内の物質で

アドレナリン、ドーパミンは専門用語で神経伝達物質と呼ばれる脳内の物質で細胞から細胞へと信号を伝えています

実はこれらが私たちの感情を決定しています

皆さんも人の感情なんて所詮、脳内の神経伝達物質によって決まっているものなんだと言われているのを耳にしたことがないでしょうか

例えばノルアドレナリンが分泌されるとよしやってやるぜという気持ちになり、私たちはやる気が高まったり集中力が高まります

またセロトニンが分泌されると、悩みや不安が和らぎ心が落ち着いていきます

逆にセロトニンが不足すると、機嫌が悪くなったり不安になったりします

こんな風に私達の気分やメンタルの状態というのは、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質によって決定されています

そしてうつ病は、この三つの神経伝達物質が結合することと密接に関わっていると考えられ、抗うつ剤による薬物療法の多くはこれらを増やすものになります

例えば、世界で最も一般的に処方される抗うつ剤で SSRI というものがあります

これはセロトニンの濃度を高める作用があります

つまりセロトニンが不足すると私たち不安になったり、機嫌が悪くなったりします

逆を言うと、セロトニンを増やしてやればメンタルが元気になるという理屈です

もちろんこういった神経伝達物質を薬によって増やすこともできます

その結果、メンタルの状態は良くなるでしょうが、薬には必ず副作用があります

そこで運動の登場です

運動をすれば、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの三つ全てを副作用なく、ノーリスクで増やすことができるます

運動の場合効、果はたいてい運動を終えた時に感じられその状態は1時間から数時間続きます

そして、嬉しいことに定期的に運動をすれば分泌される量も徐々に増えていくということが分かっています

そして効果も運動後の数時間に留まらず丸1日続くようになります

どうでしょうか、ここまで聞けば運動が現代最強の薬であるよとか運動が抗うつ剤よりも優れた薬であるという理由がよく分かるのではないでしょうか

また運動をすればセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの三つだけではなくて、 bdnf という物質が分泌されることも分かっています

9.運動することで生まれるbdnfという物質とは?

bdnf は脳由来神経栄養因子と言われるもので、これこそ近年大注目の脳内最強とも呼べる物質です

この bdnf は私たちの脳に計り知れないほどの素晴らしい恩恵を与えてくれる物質で脳の天然肥料とか奇跡の物質などと呼ばれております

例えば bdnf は脳細胞が他の物質によって傷ついたり借りしないように保護してくれます

さらに新たに生まれた細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促すという役目も果たしております

また脳の細胞間のつながりを強化し学習や記憶の力を高めてくれます

さらには脳の可塑性を促して細胞の老化を遅らせるという働きまでしています

この他にも挙げればキリがないほどのメリットがあるのでこの辺でメリットを説明するのはやめておきます

bdnf のメリットは十分かったと思いますがここで問題なのは一体どうすればこの奇跡の物質を増やせるのか

10.健康になるための最強の物質bdnfを増やすには

錠剤で飲んだり注射によってこの bdnf が増やせるのならば話は簡単ですが

現状これらの方法で bdnf を増やすのは難しいです

ところが bdnf を増やせるごく自然な方法があります

それが運動です

現在 bdnf の生成を促進するのに運動ほど効果的なものはない

初めて運動をした後ですぐに bdnf が作られなかったとしても、諦めずに運動を習慣付けて定期的に運動をすれば、その度に bdnf の生成量も増えていくということが分かっています

しかし、毎日きっちり決まった時間にするわけではないようです

実際に、ランニングを一回することに bdnf の生成量は少しずつ増えていきます

そしてランニングを止めても一旦増えた bdnf の値はすぐには下がらず2週間ほど経ってからやっと下がり始めます

つまり bdnf を増やすことに限って言えば毎日運動する必要はない

そして運動には筋トレなどの無酸素運動とランニングなどの有酸素運動がありますが、 bdnf を増やせる活動は有酸素運動です

bdnf を増やしたいのならば、筋トレよりも有酸素運動を行うのが効果的です

11.運動をすればコロナ重症化が防げる

運動がコロナにもたらす素晴らしい影響について

運動の重要性は現在のような新型コロナの状況において尚更大きくなっています

それはコロナの影響により私たちは以前にもまして座りがちになったり画面に釘付けになっているからであります

このような状況は文字通りいう私たちの命を縮めてしまいます

いくつかの大規模な研究によると運動の習慣のある人は新型コロナウイルスに感染しても入院して集中治療を受けるリスクがなんと50%も減るということが分かっています

仮に感染したとしても日頃からちゃんと運動している人は重症化したりとかいなくなったりするリスクが減るというわけです

病気になった時に最後の最後で私たちを救ってくれるのは運動するという習慣だったんです

また新型コロナは運動が予防する数ある病気の一つにすぎません

運動は糖尿病や心血管疾患乳癌結腸癌などのリスクも減らすということが分かっています

運動には信じられないぐらいの病気予防効果がありますが、なかなか運動を習慣化するのは難しいというのも現実です

将来病気になる確率が下がるから運動しようと言われたってほとんどの人は簡単には習慣を変えることができないでしょう

遠い将来ではなくて、運動すれば今この瞬間からメリットがもたらされると考えるとどうでしょうか

あなたが運動すれば今この瞬間にもっと集中できるようになります

今この瞬間にもっと創造的になれ
もっとストレスに強くなれ
もっと幸福感がアップする

病気を予防するとか脳を育てるといった長期的なメリットもありますが、運動すれば今この瞬間にもメリットがもたらされます

特にすぐに実感できるメリットは何と言っても気分が爽快になりメンタルが前向きになるということです

12.なぜ運動には多くのメリットがあるのか

このように運動というのは長期的にも短期的にも私たちに信じられないぐらいのたくさんのメリットをもたらしてくれます

では何で運動はこんなにも私たちの健康に良いのでしょうか

先ほどもともと私たちの体は動くように設計されているとお伝えしましたが運動が良い理由は究極的には体を動かすことが生存の可能性を増やすからにあります

昔は今の時代のように食べ物がたくさんある時代ではなかった

私たちの祖先は常に上との戦いの中で生きていて、毎日毎日食べ物はないだろうか、果物はなっていないだろうか、いいものはいないだろうかととにかく動き回って、生きるための食料を必死になって探していました

必死に体を動かして、危険な猛獣から逃げたり住みやすそうな場所を探したりすることも生存の可能性を増やす行為です

私たち生物は生き延びること、生存することが第一でありますので生存の可能性を増やすことには快楽やメリットが伴うようにできています

例えば、食べ物を食べて美味しいという快楽が得られるのも食べ物を食べることが生存することにつながるからです

そして運動も、生存の可能性を増やしてくれます
だから、運動すればドーパミンやセロトニンが放出されて、気分が良くなるし
当然健康にもなれます

そしてこの体内の生存に向けたことをすると、快楽を伴うことは1万年前からほとんど進化していないため、現代の私達にもこのメカニズムが残っています

そのため祖先の生存の可能性を増やした行為と同じことをすれば、脳はそれを繰り返させようと私たちに快楽を与えてくれます

明日、同じことをすれば脳はそれを繰り返させようと私達に快楽を与えてくれる

私たちがランニングやウォーキングをして家に戻ると脳はこいつ食べ物とか新しい住処を探していたんだなあと解釈し報酬として多幸感を与えてくれる

私たちの脳はこのようにできています

運動が体によいと書かれた雑誌やこの本を読んだからといってドーパミンやセロトニンエンドルフィンなどは放出されません

私達が幸せな気分になれるのは生存の可能性を増やす行為をした時だけです

だから実際に運動することが重要です

現代に生きる私たちはわざわざ外に出て狩りをする必要などもはやありません家に寝転がってスマホでポチポチとウーバーイーツで注文するだけで食べ物が届きます

さらに it が進化しデスクワークやパソコンに向かって仕事をする人が増えている中で私達は昔に比べて圧倒的に座りすぎています

座りすぎるという習慣はとても体に悪くて座っている時間が長いと死亡率が高くなり、その時間が11時間以上になると4時間未満の人と比べなんと死亡率が40%高くなるということが分かっています

では何で座りすぎることがこんなにも体に悪いのか先ほどの説明を聞いた皆さんならばもう答えが分かるでしょう

1日中座ってばかり入ればいいものは捕まえられず新しい住処も当然見つけることはできません

つまり座ってばかりいると生き残れないんです

多くの現代人が心や体を病んでしまう理由は原始人と私たちの環境の矛盾
そこにあります

体を動かせば生存の可能性が増えるから、私たちの報酬が与えられるその報酬とは前向きになったり健康になったりすることであります

一方で座りすぎていると生存の可能性が減るので調子が悪くなるというお仕置きを私たちは受けています

こうして考えれば運動によって、他の様々な機能を強化できるということも理解できます

例えばサバンナで祖先が狩りをするときは集中力を保つことが必須でした

獲物を仕留めるには精神を集中して忍び寄り、わずかな動きも見逃さず素早く行動する必要があったからです

あなたや私が運動をする集中力が高まるのはそのためです

運動は記憶力も高めてくれます

それはなぜか、祖先にとって動き回る事は新しい住処や環境を探すことでもありました座ってばかりいて動かないと脳は新しい体験をしていないと解釈して記憶力を高める必要はないと考えます

それに携帯電話やパソコンを通して新しい体験をするために脳は進化していません座って画面を眺めていても脳はそれを新しい経験だとは考えません

覚える必要なしとみなすので記憶力は高まらないんです

13.運動はどんな運動でもよい とにかく運動をするべき

さてさてここまで聞けば運動がなぜ私たちに驚異的なメリットをもたらすのかということについて十分に理解してもらえたと思います

では次に私達が知りたいのは一体どんな運動をすれば良いのか

どこでどんな運動するかは重要ではなくて
重要なのはどんな運動でもいいからとにかく体を動かすことである

ダンスでもヨガでも水泳でもウォーキングでも筋トレでもバレーでもあなたが好きな体を動かす活動をすれば良いです

体を動かせばたちまち心と体が健康になり
脳の働きもよくなります
そして、運動を習慣にして長く続けるほどその効果の素晴らしさが実感できる

飲むだけで常に感覚が研ぎ澄まされ気持ちが晴れやかになり集中力を保て健康になれるサプリメントがあればどんなにいいだろうと思いますが、そんなサプリメントはまだ開発されておりません

しかし私たちは誰でも常に感覚が研ぎ澄まされ気持ちが晴れやかになり集中力を保てる習性を生まれつき持っていますそれは運動 です

14.脳のパフォーマンスを最大化するにはランニングを週3回45分以上行うべき

脳のパフォーマンスを最大限にしたいと思っている人がいるでしょう

なぜならば脳のパフォーマンスが最大限になれば、今よりもっとあらゆることが簡単にこなせるようになりその結果当然収入だってアップするし目標だって簡単に叶えられるだろうからです

というわけで最後に脳のパフォーマンスを最大限にする運動量についてもお伝えしておきましょう

まず何より重要な点はたとえわずかな一歩であっても脳のためになるという事です

もちろん5分よりは30分の方がいいです

しかし5分でも全く価値がないわけではありません

何もしないよりは遥かに良いです

まずはあなたが楽しいと思える活動からスタートしてみましょう

そして慣れてきてより高い効果が欲しいと思うのなら最低30分のウォーキングをしましょう

脳のための最高のコンディションを保ちたいのならばランニングを週3回45分以上行うのが望ましいです

重要なポイントは心拍数を増やすことです

そして有酸素運動を中心に行うことを筋力トレーニングも脳に良い影響を及ぼしますが、どちらかといえば有酸素運動の方が好ましいです

筋力トレーニングの方を好んでいるとしても持久力系の運動をぜひ取り入れてほしいです

そして運動は根気よく決して諦めずとにかく続けることが重要です

脳が再構築されて構造が変化するまでにはある程度の時間がかかるからですたまにでも走ったり歩いたりするとすぐに脳の血流が増えて脳がクリアになるのは確かですが、新しい細胞や血管が形成されたり領域同士の結合が強化されたりするまでにはある程度の期間が必要なんです数ヶ月あるいはもっとかかるかもしれません

ただし週に数回の運動を半年ほど続ければ目覚ましい変化を実感できるでしょう

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